マンションの間取り図を見る時に注意すべき3つのポイント

この記事は約5分で読めます。

新築・中古を問わず、マンション探しで間取り図を見る機会は多いと思います。

その時に、注意すべきポイントを三つ挙げてみました。

《おすすめ情報へのリンクです》

ポイント①:専有面積の下限を設定する

間取りも専有面積もしっかり確認

高層マンション群

マンション探しを始める時に、とりあえず間取りで探し始める事が多いと思います。

しかし、例えば間取り的には同じ3LDKとなっていても、専有面積は40㎡台~100㎡超えのものまで千差万別。

どんなに狭くても広くても、一部屋は一部屋とカウントされますからね。

60㎡ぐらいの物件と70㎡ぐらいの物件でも結構広さ感は違いますので、必ず専有面積の下限も指定して探す様にしてください。

後述しますが、10㎡で大体6帖一間ぐらいの広さになります。

「この物件妙に安いな?」と思ってよく見たら、想定外に専有面積が狭かったなんていうのはよくある事です。

平米(㎡)と帖(じょう 畳)と坪の関係

物件探しを始めると、平米・帖・坪と独特の広さの単位が頻出しますので、まずは広さのイメージを確認しておきましょう。

・平米(㎡ へいべい)とは

1m×1m=1㎡(平米 へいべい)です。単純な1m四方の正方形ですね。

1メートルは1米とも表記しますので、1平方メートル=1平米=1㎡なのです。

・帖(じょう 畳)とは

基本的に、帖と畳は同じ意味だと思って大丈夫です。

今は洋室が多く、「畳」を使うと和室と紛らわしいので、「帖」を使う事がほとんどに。

和室でも統一して、「帖」を使うケースも多いです。

その名の通り、畳1畳分の広さで、

「1帖=90cm×180cm=1.62㎡」又は「1帖=91cm×182cm=1.6562㎡≒1.65㎡」 です。

・坪(つぼ)とは

坪は、土地の広さを表す場合によく使われます。

銀座一丁目の坪単価は~ というあれですね。

1坪は畳二畳分ですので、

「1坪=2帖=180cm×180cm=3.24㎡」又は「1坪=2帖=182cm×182cm=3.3124㎡」となります。

不動産業界では、分かりやすく「1坪=3.3㎡」としている事が多いです。

3倍して、「6帖=3坪≒10㎡」とも言えますので、「10㎡で大体6畳一部屋分」と思っておけば広さのイメージを掴みやすいと思います。

ポイント②:間取り候補は柔軟に

一つの間取りにこだわり過ぎない

間取り図

“自分は3LDKの物件が欲しい!”と思っていても、一応2LDK~3DK~3LDK~4DK~4LDKぐらいまでは検索候補に入れておいた方が良いでしょう。

4LDKや4DKであれば、リビングの隣の部屋との間の引き戸を外して、リビングの広い3LDKとして使える事も多いです。

逆に、元は3LDKや3DKだった物件のリビングと隣の部屋を一体化リフォームして、リビングの広い2LDKとして販売されている事例もよく見かけます。

また、3DKと3LDK、4DKと4LDKの違いは結構あいまいですので、あまり間取り表記を信用しない方が良いと思います。

広いリビング化のススメ

筆者は広めのリビングが好きで、LDKかDKの隣室の引き戸を外せる場合は外してしまい、広めのリビングとして使う事が多いです。

部屋探しの段階から、引き戸を外しても大丈夫な物件かを必ずチェックしています。

外した引き戸の行き先は… タンスや本棚の裏などに、次の引っ越し時までおとなしく眠っていてもらっています(笑)

なので、広めのリビング化計画がある場合は、引っ越し業者さんが家具を運び込んで設置する前に、引き戸を外すのを忘れないようにしてください。

あらかじめ引っ越し業者さんにお願いしておけば、最初にやってくれると思います。

ポイント③:収納スペースの広い物件を選ぶ

収納スペースは収納力が段違い

見落とされがちですが、押し入れやクローゼット、ウオークインクローゼットなどの収納スペースの収納力は、本当に重要です。

特に、床から天井までが完全に収納スペースとなる押し入れは、タンスや本棚などと比べて、上方向の収納に使える空間が段違いに広いです。

布団を収納する場合は、もはや必須と言えるでしょう。

天袋(押し入れ上部の収納スペース)も付いていれば、使用頻度の低い物を収納するのに、本当に重宝します。

クローゼットも、上方向に広く使えるかどうかをチェックしてください。

ウオークインクローゼットも同様です。

引っ越してみて、「何だか部屋が片付かないな…」と思う時は、作り付けの収納スペースが少な過ぎる事が原因かもしれません。

猫と引っ越しの様子

ちなみに、押し入れやクローゼットなどは専有面積には含まれますが、間取り図の「〇〇帖」という表記には含まれません

間取り図を見た時や物件内覧の段階で、「この部屋広い!」と思っても、収納スペースの無い部屋にタンスや本棚、衣装ケースなどの収納家具を置くと、結局は思っていたよりもかなり手狭になってしまうもの。

「1.5帖分の押し入れ付き6帖間」と「収納スペースの無い8帖間」なら、収納大好きの筆者なら絶対に6帖間を選びます

専有面積の範囲とは?

まずは、専有面積の定義からご説明します。

専有面積とは、個人が所有(専有)している面積の事。

つまり、玄関ドアからベランダに繋がる窓までの、生活範囲全てなのです。

専有面積には、トイレやお風呂、押し入れやクローゼットも含まれます

ロフトに関しては、そもそも床面積に含まれていませんので、ロフトは専有面積にも含まれません

ロフトには、「高さ1.4m以下である」という基準などが設けられています。

意外に思われるかもしれませんが、ベランダやバルコニー、一階に多い専用庭などは、専有面積には含まれません

ベランダや専用庭は、実は廊下やロビーなどと同じで、共用部分に含まれるのです。

ベランダには、災害時に破って隣に避難できる構造の隔て板や、階下に降りるはしごスペースなどもありますので、その周辺に物を置くべきではありません。

これはもちろん、賃貸マンションでも分譲マンションでも同じです。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

マンションを探す時には、専有面積・間取り・収納スペースの三点を意識する事が重要です。

間取りと専有面積に関してはしっかりと見る方がほとんどですが、その物件の収納力に関しては、意外と見落とされがちなものです。

収納スペースが、引っ越し前よりも引っ越し後の方が狭く、物がしまいきれなくて悲惨な状態になったのは、筆者の実体験です…

くれぐれも、そんな事態にならない様、間取り図を見る段階からしっかりとチェックなさってください。